宝塚市よりご来店されました、マツダ CX-5です。
最近は、宝塚市や尼崎市からご来店される方も多くなってきて大変うれしく思っております。
当店は、尼宝線沿いにあるのでアクセスもかなりしやすい場所になっております。
詳しくはこちらからアクセス方法なども記載されております!
では早速beforeのキズをみてみましょう。
リアバンパーからリアフェンダーにかけて大きくキズとへこみがあります。
幸いにも、テールランプに割れなど大きな損傷はなく、磨きで消える程度のキズだけでした。
タイヤ周りのオーバーフェンダーにもキズはなく、交換部品は一つもありませんでした。
リアバンパーの取り付け部が見えるほどリアフェンダーがへこんでいます。
では鈑金にかかっていきます。
まずはリアフェンダーのへこみを溶接機で引っ張り出し、形を戻していきます。
溶接機をくっつけるには、鉄板まで剥がす必要があります。
影響している部分の塗膜をすべて剥がし鉄板をむき出しにします。
そこからへこんでいるところは引っぱり、盛り上がっているところはハンマーで叩いていきます。
リアバンパーやテールランプと隣接している箇所ですので、写真のように途中で仮組みをして
隣接するパネルなどと高さや曲線、アーチ部分などを合わせていきます。
写真でも映っているリアバンパーは削ってならし済みですね。
バンパー自体の損傷はひずみもなく軽度だったので削ってならす程度で大丈夫でした。
取り付け部分がみえていたほどへこんでいたリアフェンダーもこのようにばっちり合わせます。
この作業をある程度でやってしまうと、のちのパテ盛りでパテを多く消費してしまいます。
パテは乾いていく段階でかなり熱をもちます。
パテが多いほど高温になり、その熱の影響で鉄板からひずみが生まれてしまいます。
せっかく整えた鉄板がひずんでしまえば、その上にあるパテはいくらきれいに盛っても意味がありません。
このような状態にならないように、溶接機での引っ張り出し作業はかなり重要な作業なのです。
重要な引っ張り出し作業が終われば、パテを盛っていきます。
隣接パネルなどはすべて外して板金作業中にキズがつかないようにします。
気にかけるものがなければ、作業自体も効率よく作業ができますね。
パテが乾けば形成し、さらに細かいパテを盛っていきます。
こちらもパテが乾けば形成していきます。
形成していく途中でも隣接パネルを取り付けて形を合わせていきます。
これが終わればサーフェーサーを塗布して下地処理をします。
サーフェーサーが乾けば、水研ぎ、マスキング、塗装です。
完成がこちら!
納車日当日はかなり天気がよく、反射の多い写真ですが、
みてのとおりツルツルピカピカの元通りです。
あれだけ大きくへこんでいたリアフェンダーもばっちり合っていますね。
お客様にも大変喜んで頂きこちらもうれしく思います。
またなにかありましたら、なんでもご相談くださいい。
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