よくある質問Q&A
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Q. 保険修理をする場合どんな手続きが必要ですか?
A. 保険会社に、事故の状況等の事故にまつわる情報を連絡します。 その他に自身の任意保険の証券番号、修理工場先、相手車両のナンバーなどわかる範囲で報告すると良いと思います。
もしも、不安が有ればご来店いただき保険会社に連絡~修理、完成まで責任を持って対応させていただきます。
Q. デイラー、自動車屋さん、自動車板金屋さん、違いはなんですか?
A. デイラーは、自動車販売がメインで車検、リコール等の整備が主な仕事です。鈑金の受付もしますが、ほとんどの所が鈑金屋さんに外注です。
自動車屋さんは、自動車販売、車検整備、保険販売が主な仕事です。鈑金の受付もしますが、ほとんどの所が鈑金屋さんに外注です。
鈑金屋さんは、事故車の修復が主な仕事です。自動車のエンジン以外のほとんどの修理が可能で、中にはエンジン関係の整備が出来る所も有ります。車検や車販、保険等を行っている所も有ります。
Q. よく、デイラーは高いと聞きますが本当ですか?
A. その通りだと思います。作業1時間当たりの単価が、一般の車屋さんや板金屋さんより高いです。また、板金など外注なので手数料などが上乗せされるからだと思います。
Q. 事故車を安く修理したいんですが、良い方法が有りますか?
A. まず、直接板金屋さんに出すことです。交換部品を中古品を探して交換したり、ディーラーでパネル交換修理と言われた物でも板金修理出来る物も有るので板金屋さんで相談してみるのが一番いい方法です。
Q. 中古部品を使って後で問題が出ませんか?
A. 問題ありません。中古部品でも下地はきっちり処理するので仕上りは新品と変わりません。耐久性も問題無いです。
Q. パテってどんな物?
A. 水で固めに溶いた小麦粉(手で握るとそのままの形が残る位の固さ)のような半練状の物で硬化剤を混ぜて固め、硬化したら石みたいに硬くなります。ペーパー等で削り成形します。板金した鉄板に付けて歪み等を直す時に使います。
Q. 塗装するとカーコーティングはどうなりますか?
A. 塗装修理するとコーティングは取れて無くなってしまいます。修理箇所の再処理が必要です。
Q. 修理した後すぐワックス掛け出来ますか?
A. よく一週間位はワックスを掛けないほうが良いと言われますが、塗装は強制乾燥するので完全硬化しています。ワックス掛けしてもかまいません。
Q. いたずら傷をつけられましたが簡単に直す方法は有りますか?
A. いたずら傷も深い傷から浅い傷と色々あります。傷に爪が引っ掛かかるようだと修理が必要になりますが、そうでない傷は磨き込めば傷が目立たなくなったり、取れる物も有るので相談すると良いです。
Q. 修理した所としてない所で長い間に色の違いが出ませんか?
A. 新車ラインの色と修理の補修で使う色とが劣化速度が違うため修理完成後の手入れ(ワックス掛け等)次第で左右されることが有ります。色はボカシ塗装してクリヤーは一枚塗りしたほうが良いです。たとえば、運転席のドアーにこぶし位のへこみが出来てしまった場合ドアー半分程でクリヤー仕上げすることも可能ですが、時間が経つと塗装の境目が目立ってくるのでおすすめしません。
Q. 色合わせが悪い車を街中でちょくちょく見ますが分からない様な色合わせ出来ますか?
A. お任せください。色合わせは、最終的に目に触れるところなので細心の注意を払って作ります。 赤系、青系・・・などの各色原色が50色位、メタリックが20色位、パールベース40色位あります。これらを、混ぜ合わせ日焼けした車には日焼けした色を調色します。現車に完璧に合わせるようにします。
余談ですが、調色は 料理の調味料に似ています。調味料で中華に成ったり、イタリアンに成ったりまったく別物に成る感じです。調味料を入れすぎると複雑な味になって元に戻らなくなるように調色も変な色になってしまい修復不能になります。
Q. 樹脂のパーツに塗装出来ますか?
A. 樹脂用の下処理と、樹脂用の塗料(弾力性のある専用塗料)で塗装すれば可能です。それ以外の一般的な缶スプレイ塗料は密着不良を起こしてハガレ等の現象が出ます。
Q. 2液型の塗料てどんなものですか?
A. 塗料に硬化剤を一定量混ぜ科学反応させて固める塗料です。硬化するとシンナーなどにも溶けないようになります。
市販の缶スプレイは、硬化剤を使わないラッカーなどのためシンナーで容易に溶けてしまうし、耐久性も悪いです。
Q. 事故で保険を使うと次回更新時に掛け金が上がるそうですが、どれくらい上がりますか?
A. 2013年10月から保険体系が変わりました。事故で保険を使った場合事故有係数が3年間から最長6年適応されます。
事故有係数が出来たことで10万円の修理で保険を使った場合3年後には、あくまで概算ですが全体で15万円支払う(保険料)ようなことになります。概算ですが、20万円以上の修理で保険を使うようにしたほうがメリットが出る可能性が有ります。
消費者にとっては保険が使いにくくなりました。契約者保護が保険の目的なのに何のための保険なんでしょうか?
具体的な金額はケースごと違いますから、保険代理店などで試算することをお勧めします。
Q.FRPが割れてしまいましたが修理可能ですか?
A.修理可能です。ガラス繊維だけを編み込んだシート状のウールに樹脂と硬化剤を混ぜた物を浸み込ませて何枚も張り合わせます。最終的にパテで形を整えます。
Q. ヘッドライトのレンズが曇ってしまいましたが修理出来ますか?
A. 年式が古くなってくると紫外線でレンズ面のコーティングが劣化するため曇りがでます。最初は、表面だけですがそのまま使用していると電球の熱が抜けなくなり中側も曇り修理出来なくなります。表面の曇りが出てきたら早めの修理をお勧めします。
表面のコーティングを削り落とし磨いてコーティングしなおすと綺麗になります。
Q. 黒い塗装の車に乗っていますが、塗膜面にウロコが付いて取れないのですがどうすれば良いでしょうか?
A. 一度ウロコが付いたら磨いて取るしかありませんが、最近溶かして取れる溶剤も出てきています。
なぜ、ウロコが付くのかと言うと酸性雨(大気中の化学物質が雨水に付いたもの)が降って水分が抜け化学物質だけが残った状態。雨が乾くと強固に密着するため取れにくくなります。雨が乾く前に水道水を掛けて雨水を流しておくと良いです。
Q. 中古車などで事故車とそうで無い物との違いはなんですか?
A. バンパー、フェンダー、ドアーなどのネジで車体に付いている物を取り替えても基本的には事故車とわ言いませんが、修復歴有りと言われることも有ります。溶接パネルを交換した場合が事故車扱いになります。
Q. フロントガラスに飛び石でヒビが出来てしまいました、交換するしかないですか?
A. 小さなヒビなら(2センチ程度まで)修理可能です。キズに接着剤を圧入して紫外線ランプで硬化させます。大きいキズは接着剤が末端まで届かないので修理不可能です。また、1本ガラス面を走っているような割れも修理不可能です。夏や冬のような室内外の温度差が激しいとキズが大きくなる可能性が有るので早めの修理をお勧めします。
Q. 部品が破損してしまいましたが取り寄せ出来ますか?
A. ほとんどの部品は取り寄せ出来ますが、製造メーカーが不明の場合出来ないことも有ります。まずは相談してみてください。