【宝塚市から】ドア板金塗装　ジャガー

宝塚市よりご来店されました、ジャガーです。

今回のご依頼は、ドアの板金塗装です。

beforeがこちら！

運転席ドアの角です。

近づいて見るとこんなかんじです。

なにかに引っかけたような損傷ですね。
塗膜が剥がれて下地が見えています。

早速鈑金していきます！

へこみというよりは、引っかけて盛り上がったような損傷ですので
当て木をしてハンマーなどで叩いて戻します。
凹んでいる部分はいつものように溶接機で引っ張り出し、ツラを合わせます。

引っ張り出し・叩きが終われば、パテを盛ります。
ここから削って元の形に形成していきます。
損傷して来店しているのに、元の形が分かるのか？と思うかもしれないですが
助手席のドアを参考に、どこでどんな曲線になり、どうプレスラインが入っているのか
後ろのドアとの繋がりなどをよく観察して、実際に助手席ドアを触ったりして
たくさんの情報を基に形成していきます。

こちらのジャガーは、パテを盛る範囲も少なく、
形成作業も特に長い時間がかかるなんてことはありませんでした。

形成が終わればサフェーサーを塗布します。

つや消しの黒部分がサフェーサーを塗布した箇所になります。
よく見ると、ドアの上部の角にもサフェーサーがありますね。
作業者に聞くと、上部の角も少し内側に折れていたらしく、処置したとの事でした。

サフェーサーを水研ぎしてツルツルにすれば、塗装準備OKです。
マスキングして、色塗装→クリア塗装としていきます。

完成がこちら！

綺麗に戻りました！

黒やこういった深い緑など濃い色は、反射して見える景色がはっきり見えます。
表面が歪んでいると、景色が綺麗に映りません。
例えば電線が見えていれば、綺麗な線で映らず、グニャグニャと曲がっていたりします。
このジャガーだと、石畳が映っていますね。
石畳の間の溝なども、違和感なく見えています。
逆に歪んで映っている箇所も、同じように歪んで見えています。
損傷箇所付近を見ても、映る景色に違和感はないですね。
まさに職人技です！

この度はご来店ありがとうございました。

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